歩みを、止めない。

迷い込んだ森は、決して、太古の昔から存在するような森などではない。
その森は、常に、自分が造り出しているのだから。
この足でこの地に立った、その日から。

振り返ってはいけない。自らの後ろに歩むべき道などない。
立ち止まってはいけない。停滞はすなわち死を意味する。時間は、無限ではない。

胸のざわつきは今日も消えない。
それでも、私は、前に進むことしかできない。
暴力的なまでに私の横面を引っ叩いて
目を覚まさせてくれた友に感謝の意を表す。

歩みを、止めない。

2012年元日、ありったけの決意を込めて。